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コンピュータとセキュリティ

ネットワークを利用する限り、セキュリティ対策は自分を守るだけではなく、多くの利用者に迷惑をかけないための義務です。
セキュリティ対策をせずに、ネットワークを利用する資格はありません。

全ての人がセキュリティ対策を

その昔、パソコンを使用するにあたりセキュリティ上の注意といえば、フロッピーディスクからのウイルス侵入くらいのものでした。
しかし現在、危険ははるかに増しています。

某社の個人データファイルが外部に流出した等のニュースがマスコミをにぎわしていますが、けっして人ごとではありません。
ブロードバンドの普及による、インターネットへの常時接続状態、ネットワーク通信量の増加、フロッピーから、CDR,DVD等への記録メディアの大容量化等により益々危険は増えてきます。
セキュリティ対策を怠ると、自分のデータやシステムが危険にさらされるばかりでなく、、自分が加害者にもなりかねません。

パスワード管理

自分のパソコンへのログイン、ネットコンテンツの利用等に必ずつきまとうのがパスワードです。

パスワードを設定

Unix等はもちろんのこと、Windows2000,WindowsXP等、Windows NT系のOSはユーザIDとパスワードによる保護が可能です。
ところが、使うのは私個人だけだと、パスワードを設定していない人をよく見かけます。
たしかに、一々使用開始の度にIDとパスワードを入力するのは面倒なことです。
しかし、これは非常に危険な行為です。
特に、会社など多くの人がさわることの出来るパソコンやノートパソコン等は必ずパスワードを設定しましょう。
いつ誰が勝手に使うかわかりません。
ノートパソコンを外出中にどこで置き忘れるかわかりません。
また、ログインパスワードなど重要なパスワードをパソコンに記憶させておき、パスワード入力なく接続できるように設定している人もよく見かけます。
これでは何の意味もありません。
パスワードの管理にも十分注意しましょう。
人により、メモとして残してはいけないとか、パスワードのリストをパソコンに保存してはいけないとか言われます。
しかし、一つならともかく、いくつものパスワードを頭の中に記憶することは不可能でしょう。
少なくとも、パソコン画面の横にメモを貼っておくようなことだけは止めましょう。

パスワードの作り方

パスワードは、自分以外誰も知らないようにしましょう。
インターネット接続パスワードなどは、プロバイダから初期設定の仮パスワードを渡されることがあります。
このパスワードは、変更が可能です。
必ず変更しましょう。
パスワードを作る時には次のような注意をしましょう。

  • 意味のない文字列の組み合わせにする。
    名前、誕生日、電話番号等はもちろんのこと、意味のある単語を使うことは止めましょう。
  • 十分な長さのパスワードにしましょう。
    2文字、3文字程度のパスワードでは意味がありません。
    7文字以上のパスワードを作りましょう。
  • 大文字、小文字、数字、記号の全てを使いましょう。
    数字だけのパスワードなどは止めましょう。
    (数字4桁くらいなら、9999通りの組み合わせしかありません。こんなのはソフトを使えばすぐに割り出せます。)
  • "abc","567"など連続した文字の組み合わせは止めましょう。
  • ログインIDに使われている文字、又はその一部を使わないようにしましょう。
  • 重要なパスワードには、同じものを使わないようにしましょう。
    ネットワーク接続パスワードと、メール受信パスワードに同じにものを使うなどは非常に危険です。

パスワードは、定期的に、不定期的に変更しましょう。

少なくとも、2~3ヶ月おきに変更するようにしましょう。

ウイルス対策

いまや、ウイルス対策を行うことは常識です。
ウイルス対策を怠り、あなた自身が被害に遭うことは、自業自得でかまいません。
しかし、被害はそれだけでは済まないのです。
一度ウイルスに感染すると、今度は感染したあなた自身が加害者となり、被害を他人に広げてしまうのです。
ウイルス対策をしない人は、ネットワークに参加する資格がない、パソコンを使う資格がないと言っていいでしょう。
最低限次のような対策を行いましょう。

アンチウイルスソフトをインストールしましょう。

よくプロバイダにウイルスチェックを依頼しているから不要だという人がいますが、けっしてそんなことはありません。
ウイルスはメールに添付されるだけではありません。フロッピーディスク、CDR等のメディア、インターネット等のネット通信等どこからでも攻撃を受けます。

ウイルス定義ファイルのアップデート

古い定義ファイルでは最新のウイルスには対応できません。
ほとんどのアンチウイルスソフトが、自動アップデート機能が付いています。

危険なファイルを開かない。

来る覚えのないメールの添付ファイル、HTMLメールなどには十分注意しましょう。
知らない差出人からのHTMLメールや、添付ファイルはすぐに削除しましょう。
知っている差出人でも、普段添付ファイルを送ってくるはずのない人の場合、本人に確認してから開きましょう。

ファイルのダウンロード

信用できないインターネットサイトからファイルのダウンロードを止めましょう。

ファイルの取り込み

フロッピーやCD等の記録メディアからのファイルの取り込み時は、ウイルスチェックを行って安全を確認してからにしましょう。

コンピュータアタックへの対策

ブロードバンドの普及とネットワーク通信費の低下により多くのコンピュータが常時接続状態になっています。
このことは、いつどこからコンピュータに攻撃を受けるかわからない状態だと言えます。
攻撃は個人情報を狙うもの、ファイルを削除するもの、コンピュータをクラッシュさせるもの、次の攻撃の踏み台とするものなど様々です。
これらの攻撃から完全に防御するには、ネットワークから切り離す以外に不可能です。
しかし、ネットワークから完全に切り離すことは不可能でしょう。
出来る限りの防御手段を執りましょう。

ルータの使用

ネットワークへの接続はルータを介して行いましょう。
市販されているルータは、ほとんどがパケットフィルタリングなどのセキュリティ対策機能が付いています。

セキュリティソフト

セキュリティソフトをインストールしましょう。
ルータでセキュリティ対策をとっても、正規のルートから不正なプログラムを送られてはルータだけでは防ぎようがありません。
個人情報の保護、スパムメールの防御など今やセキュリティソフトは不可欠となっています。

各種設定に注意

セキュリティソフトや、アンチウイルスソフトなど、様々な対策を導入しても、正しい使い方をしなければ役に立ちません。
たしかに、この種のソフトやルータを使うことにより、コンピュータの処理速度、通信回線速度などは落ちます。
危険を知らせるポップアップ画面が現れうっとうしいと感じることもあるかもしれません。
このようなことがいやだからという理由で、設定をOFFにしている人をよく見かけます。
また、たとえOFFにしなくても、セキュリティレベルを低く設定している人もいます。
これでは何も対策をしていないのと同じです。
セキュリティレベルは上げればあげるほど安全なのです。
確かに、全てのセキュリティレベルを最高に設定すれば、何も出来ないことになってしまいます。
あくまで使う本人の考え方次第ですが、可能な限り高いレベルの設定にしましょう。
また、面倒でもその時その時の状況に応じて設定を変えるなどの注意を払いましょう。

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