パソコン便利帳>インターネット便利帳=E-mailのこんな所に注意

E-mailのこんな所に注意

もはや誰もが使うようになったE-mail。
E-mailと言う言葉さえほとんど耳にしなくなった。メールと言えばE-mailを指すようになってしまいました。
わずか10年ほど前には、E-mailの使い方、注意、エチケットなどについて、Webサイト、雑誌等に随分書かれたものですが、最近はほとんど見かけません。
一方で、何でもかんでもメールという、メール盲信者が増えています。
そこであらためてE-mailの使い方についての注意を書いてみます。

E-mailは確実なものではない

E-mailは相手に確実に届くという保証は全くありません。
E-mailは郵便と違って、瞬時に相手に届くと思っている人も多いと思いますが、これも絶対という保証は全くありません。
当たり前のことですが、E-mailはインターネットを通じて交換されます。
インターネットというのは、ネットワークの中心で統括するシステムは全くありません。
ただ世界中にある数多くのネットワークがつながっているに過ぎないのです。
E-mailはそのネットワーク上のメールサーバをリレーして、相手のメールサーバに届くのです。
あなたが発信したメールは、相手のサーバへ直行するとは限らないのです。
どこかのメールサーバを経由するかもしれません。
いくつのメールサーバを経由するかわかりません。
どこを経由してゆくかは全くわからないのです。
発信者は途中の経由など指定できないのです。
そして、途中の経由地(サーバ)でどんなトラブルが起きるかはわかりません。
途中で消えてしまう可能性もあります。受け取った経由地のサーバが次のサーバに渡すのに時間がかかることもあります。

私は、何度か届かない(途中で紛失した)メールを経験しています。
何時間も後に発信されたメールを先に受け取った経験もあります。
相手に届くのに半日かかったこともあります。(決して相手の開くのが遅かったというわけではありません。)
これだけ、E-meilというのは不確実なものなのです。
よく、早くて、安くて、確実なのがE-mailと言う人がいますが、これは全く間違った思いこみです。
本当に重要な文書は書留郵便を、急ぎの連絡には電話を使いましょう。
あるいはメールを送った後に必ず電話で確認するなどしましょう。

E-mailは誰に見られるかわからない

昔からE-mailは葉書のようなものだとよく言われます。
絶対届くという保証がないのと共に、いつ第三者に見られるかわからないのです。
前項で書きましたように、E-mailは世界中にあるインターネットサーバのどこを経由して相手に届くかわからないのです。
経由すると言うことは、どこの誰ともわからないコンピュータにいったん入ってまた出て行くのです。
その途中の経由地は安全なのか、危険なのかわからないのです。
もしそれが悪意あるサーバであれば、そこで盗み見られたり、改竄されたりする可能性は十分にあるのです。
郵便で手紙を送る場合でも、重要な文書は書留などで送るでしょう。
決して重要文書を葉書で送ることはないですね。
最初に書きましたように、E-mailは葉書のようなものです。
E-mailは葉書と同様、第三者に見られても問題の無いような内容のものだけに使用すべきです。
本当に重要な文書は郵便、それも書留郵便で送るようにしましょう。

HTMLメールは止めましょう

最近私が受け取るメールの半分くらいはHTMLメールになってきました。
HTMLメールというのは、画像を埋め込んだり、文字の大きさや色を変えたりして、見た目が綺麗に見えるメールです。
たしかに、見た目は美しく、画像などを埋め込んで格好良いです。
HTMLメールにたいして、ただ文字だけが並んだメールをテキストメールと言います。

HTMLメールは非常に危険なメールなのです。
次のような危険やデメリットがあります。
1.ファイル容量が増え通信量が増える。
2.JavaScript、Javaアプレット、アクティブX等を含ませることが出来ウイルスの危険性がある。
3.クッキー、CGI等の使用により、セキュリティー上の危険性がある。
これについては、私のブログ「宇治の工房便り」において2度にわたり書いていますので、こちらをご覧下さい。
HTMLメールの危険ー1
HTMLメールの危険ー2

安全でない添付ファイルは開かない

ここで言う安全な添付ファイルとは、送信者はあなたがよく知っている人であり、信頼できる人であること、しかもその相手が添付ファイルを送ってくることがわかっている場合の添付ファイルと言っていいでしょう。
添付ファイルには、コンピュータウイルスを仕込むことも、あなたのコンピュータ内の情報を盗んだり、システムを破壊するようなソフトを仕込むなど、悪意あるファイルを仕込むことが出来ます。
これまで、数多くのコンピュータウイルスなどが添付ファイルを通じて世界中にばらまかれました。
そして、今もばらまかれ続けています。

うっかり、危険な添付ファイルを開くと、あなたのコンピュータが危険にさらされるだけでなく、あなたのコンピュータを通じてさらに危険なファイルを他の人にばらまく事にもなりかねません。
けっして、知らない人から来たメールの添付ファイルを開かないようにしましょう。
また知っている人からのメールでも、その人からは添付ファイルを送ってくるはずがないような場合は、一度相手に確認してから開くようにしましょう。
悪意を持った人なら、差出人を偽証することくらいは簡単なのですから。

添付ファイルは必ず圧縮する

前項で添付ファイルの危険について書きました。
しかし、それでも添付ファイルを使う必要がある場合があります。
添付ファイルを送る場合は、必ず圧縮して送りましょう。

ブロードバンド化が進んで、メールの受信に時間がかからなくなったからと言って圧縮していない大容量の画像ファイルなどを送ってくる人を見かけますが、ブロードバンド化が進んでも送受信するファイルは出来る限り小容量にするべきです。
送信相手のメールサーバの使用可能容量には限りがあります。
あなたの大容量のファイル送信によって、相手のサーバの容量を圧迫することもあるのです。
そのことにより、相手の方が他の送信者のメールを受け取れないことにもなりかねません。
さらに多くのユーザが共有して使っているネットワークです。
少しでもネットワークへの負荷を減らすためにも、送受信ファイル容量は少しでも小さくしましょう。

圧縮する場合、必ず相手の方が解凍可能な圧縮形式かどうか確認しましょう。
Windowsの場合「LZH」や「ZIP」形式が多く使われていますが、相手の方がその形式に合った解凍ソフトを持っていないと、解凍することが出来ません。

添付ファイルを含んだメールを送信する前に、相手の方へ添付ファイルを送信することを事前に連絡しておく方が良いでしょう。
セキュリティのために、セキュリティソフトで添付ファイルを受信拒否するように設定している方もおられます。
事前に連絡しておけば、一時的に受信拒否の設定を解除してもらうことが出来ます。

このページのトップへ

==2010/7/13==

スポンサードリンク