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ファイルの圧縮・解凍

メールの添付ファイルは、ファイルサイズが大きい場合圧縮するのはエチケットです。
ファイルを保存する時も、圧縮を活用して、ディスクスペースを節約しましょう。

圧縮・解凍が必要な場合

市販パソコンのハードディスクが1GBもなかったころ、ディスク節約のためファイルを圧縮して保存したものでした。
ファイルをネットワークを通じてやりとりするのも、圧縮ファイルでした。
大容量のハードディスクが安くなり、通信環境もブロードバンド化した現在、もう必要はないのでしょうか?
けっしてそんなことはありません。
今でも、ファイルを圧縮しなければならない時はあるのです。必要な時にはファイルを圧縮しましょう。
圧縮されたファイルを、元のファイルに戻すことを解凍といいます。

次のような場合には圧縮・解凍が必要になってきます。

メールに添付するファイル

多くのメールを使っている人は、プロバイダから与えられたメースアカウントを使用しています。
プロバイダから与えられたメールボックスの容量は多くの場合10MB(あるいはそれ以下)程度のものです。
しかも、1メールあたりの容量が1MB程度に制限されている場合が多いものです。
この制限をオーバーしたメールは受信を拒否されます。
たとえ何とか制限内で受け付けられたとしても、メールボックスが一杯になり、後から来るメールが受け付けられないことも起こるのです。
また、いくらブロードバンド化が進んでいても、アナログ回線やISDN回線を使っている人は沢山います。
1MBのメールをISDNで受け取れば、3分くらいはかかってしまうのです。
受信する側からすれば、このような大容量のメールを送られることは迷惑この上ないことです。
メールのエチケットとして、大きな添付ファイルは必ず圧縮して送るようにしましょう。

記録メディアで保存するファイル

フロッピーから、MO,CDR,DVDと記録メディアの容量は増えてきました。
しかし、圧縮して保存すれば、圧縮しない場合の何倍ものファイルを1枚のメディアに保存することが出来ます。
いくら記録メディアが安くなったとはいえ、圧縮保存すれば何倍もの節約が出来ます。

普段あまり使わない保存用ファイル

ハードディスクが大容量化したとはいえやはり普段使わないファイルは圧縮保存しておけばディスクスペースの節約になります。
いざというときになって、ディスク容量が足りないということがないように、圧縮保存しておきましょう。

オンラインソフトなどネット上のファイル

インターネット上で公開されているオンラインソフトや、雑誌の付録に付いているオンラインソフトのCDのファイルは大部分が圧縮されています。
これらのファイルを使用できる状態にするには、解凍しなければなりません。
当然、メールに添付されてきた圧縮ファイルも解凍しなければなりません。

圧縮形式と圧縮解凍ソフト

ファイル圧縮するには、多くの圧縮形式があります。
OSにより、適応できない形式もあります。
Windowsの場合、多く使われている形式が、LHA(LZH)とZIPの2種類です。

LHAは日本で吉崎栄泰氏により開発された圧縮形式で、MS-DOS時代から日本で広く使用されています。
ZIPはアメリカで開発され、世界的に広く使用されている形式です。
Windowsでは、この2種類が広く使われていますので、これらに対応できる圧縮・解凍ソフトを用意しておきましょう。

ここでは、古くから使われているソフトを一つ紹介しておきましょう。
「LHAユーティリティ32」は、大竹 和則氏が作成されたWindowsの定番圧縮・解凍ソフトです。
ダウンロードは大竹氏のサイト"http://www.lhut32.com/index.shtml"または窓の杜Vectorから可能です。
LHA,ZIP,CAB,TAR,RARで作成された書庫ファイルの圧縮・解凍等が出来ます。
エクスプローラ風の画面で簡単に処理が出来ます。
圧縮、解凍ウイザードがありますので、初心者の方にも簡単に書庫の作成・解凍が出来ます。
本体ソフトの他にLHAの圧縮・解凍には、UNLHA32.DLLが必ず必要です。
ZIPの解凍にはUNZIP32.DLLが,ZIPの圧縮にはZIP32J.DLLとIZIP32J.DLLがそれぞれ必要です。
これらDLLは、「統合アーカイバ・プロジェクト」からダウンロードすることが出来ます。

この他にも 圧縮・解凍ソフトは、「窓の杜」「Vector」などでオンラインソフトが多数公開されています。
解凍のみのソフトも多数公開されていますので、圧縮も行う場合は「圧縮・解凍」用を入手してください。

LHAユーティリティ32など、ソフトによっては、分割したファイルを作る機能があります。
圧縮して、4MBのファイルサイズになる場合、フロッピーディスク(1.44MB)には入りません。
このような時、3枚のフロッピーに分割したファイルを保存することができます。
CDR等に保存する時も、大量のファイルを一度に圧縮分割した書庫ファイルにすると、一度の操作で圧縮処理が出来てしまいます。

圧縮処理の注意

  • メールなどで、他の人へ送る場合、相手の人が解凍可能な圧縮方法を確認しましょう。
    OSにより可能な圧縮形式が異なる場合があります。
    OSが同じでも、相手の人が解凍可能なソフトを持っていないかもしれません。
    Windowsどうしなら、LHA又はZIPにすれば、解凍ソフトは簡単にダウンロードできますので、相手が持っていない場合はダウンロード方法を教えてあげればいいでしょう。
  • 解凍ソフトを使わなくても、ファイルをダブルクリックするだけで解凍できる自己解凍のファイルを作ることも出来ます。
    実は、オンラインの解凍ソフトは、自己解凍ファイルになっています。(解凍ソフトがないから解凍ソフトを手に入れるのに、それを解凍するのに解凍ソフトが必要なら、いつまでたっても解凍できないのですから)
    これは、「書庫名.EXE」という名前のファイルになります。
    自己解凍ファイルは、相手が解凍ソフトを持っていなくても解凍できるので便利なのですが、メールに添付されるウイルスファイルにこの形式が多いことから、セキュリティーソフトを使っていると、受信拒否される場合がありますので注意が必要です。
    自己解凍ファイルは、通常の圧縮に比べ多少ファイルサイズが大きくなります。
  • ファイルによりほとんど圧縮できない場合もあります。
    ファイルによっては、20%以下という高い圧縮率の場合もあります。
    しかし、中にはほとんどサイズが小さくならない場合もあります。
    特に画像のJPEGファイルや、PDF(Acrobat ファイル)などは、元々高い圧縮率で圧縮されたファイルのため、さらに圧縮ソフトで圧縮してもほとんど小さくならないのです。
    圧縮をかけたのに、ちっともサイズが小さくならないと怒らないでください。

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